


A里親登録は、何か特定の資格が必要ということはありません。また、自分の子どもを育てた経験が無くても里親登録することができます。ただし、里親基礎研修及び里親登録前研修の受講が必要です。
登録に必要な研修のページへ
*もちろん、子育てに関する資格や子育て経験を里親養育に活かせる場面は多々あるでしょう。また、資格によっては、上記の研修の一部が免除になる場合があります。詳しくは児童相談所におたずねください。
A結婚をしていなくても、里親登録をすることが可能です。ただし、結婚しているかどうかに関わらず、誰のサポートも受けずに子育てをすることはとても大変なことです。児童相談所や里親支援機関をはじめ、困った時に相談できるところと繋がっておくことはとても大切です。
A持ち家でなくても里親登録をすることは可能です。子どもを養育するスペースがあれば問題ありません。
A里親登録をすることについて具体的な年齢制限はありませんが、子どもの養育は楽なことではありません。毎日の食事作りや遊び、時には病院への送迎なども。登録はご自身の年齢や体力など総合的にご判断下さい。
*特別養子縁組の場合は、子どもが成人するまでの養育のことを考慮し、「子ども」と「親になる方」との年齢差が概ね40~45歳までが望ましいとお伝えしています。また、特別養子縁組で「親になる方」は「配偶者のある25歳以上の者」というルールが有ります。この場合、夫婦の内、どちらかが25歳以上であれば、もう一方は20歳以上であればよいとされています。
A共働き家庭でも里親になることができます。「週末・季節里親」という種類の里親があり、施設に入所している子どもを、週末や長期休暇中などの短い期間限定で家庭に迎えることもできます。「ふれあい里親」や「ホームステイ里親」などと呼ばれることもあります。奈良県では、多くは里親登録をされた方が担って下さっています。
A「養育里親や養子縁組里親の登録有効期間は5年、専門里親は2年です。それぞれの有効期間ごとに「更新研修」を受講する必要があります。親族里親は、該当する児童の養育が終われば登録解消となります。
*養子縁組里親は特別養子縁組の手続きが終われば、法律上の親子となるため、里親登録の有効期間が終わっても、親子関係が解消されるわけではありません。
A他の都道府県で里親登録をされた方が奈良県に引っ越された場合、奈良県においても里親活動をするためには再登録が必要です。同様に、奈良県で里親登録をされた方が他の都道府県に引っ越された場合も、他の都道府県において再登録の手続きが必要です。
*詳しくは転居先の住所を管轄する児童相談所にお問い合わせください。
Aもちろん可能です。しかし、里親養育が始まったら、お子様(実子)の生活も大きく変わることが予想されます。里親を始める前には、お子様の気持ちも尊重し、家族でよく相談することがとても大切です。また、実子を含めて、同時に養育する子どもの数には上限があります。
●養育里親(養子縁組里親や親族里親も同様)
・委託児童は4名まで
*実子等を含み6名まで
・実子が6名以上……児童の委託は無し
・実子が5名の場合…委託児童は1名まで
・実子が4名の場合…委託児童は2名まで
・実子が3名の場合…委託児童は3名まで
・実子が2名以下……委託児童は4名まで
*実子が18歳を超えれば、子どもの数としてはカウントされません。
●専門里親
・専門里親として預かる児童は2名まで
*それ以外の児童は上記を合わせ4名までで、かつ、実子等を含み6名まで
Aもちろん可能です。ただし、預かる子どもの中には、動物アレルギーのある子どももいますので、飼っているペットの種類や数は、児童相談所の家庭訪問の際にお伝え下さい。


Aお仕事の都合等で、ご夫婦が別々の日程で受講することが可能です。
A里親登録のために必要な研修では、里親制度の詳細や子どもとの関わり方、発達や健康管理に関する講義などを学びます。先輩里親からの体験談を聴いたり、実習では実際に子どもと関わります。里親登録の更新のために必要な研修では、児童福祉制度の改正点や子どもの発達について、また、ライフストーリーワークなどを学びます。
里親研修のページへ
A里親の登録や更新に必要な研修は、すべて無料で受講できます。該当となる研修は、里親基礎・登録前研修、里親更新研修、里親スキルアップ研修です。
*里親基礎・登録前研修や里親更新研修では実習があり、入所児童と一緒に食事をとる場合があります。これらの食事にかかる費用は、受講者の負担となります。また、施設によっては実習日の一週間前以内に検便を取る必要があり、検査にかかる費用も受講者の負担となります。
A里親研修はオンラインでは実施しておりません。なお、研修は講義の部と実習の部に分かれており、講義は里親センターなら(天理市)と奈良市子どもセンターで、実習は県内の児童養護施設もしくは乳児院で実施しております。詳しくは里親センターならまでお問い合わせ下さい。


A子どもの年齢に応じて、生活費や教育費、医療費などが県から支給されます。また、里親の種類によって「里親手当」も支給されます。
*養子縁組里親は特別養子縁組が成立すれば、子どもの養育にかかる費用の支給はなくなります(不支給となります)。
A奈良県里親会に入会することで、同時に保険の加入をすることになります。子どもが誤って物を壊してしまった際などの賠償責任保険です。
*保険の詳細については里親センターならにおたずね下さい。
A数日~数か月の場合もあれば、数年の場合もあります。子どもや里親家庭の状況によって期間がきまります。
*養子縁組里親は特別養子縁組が成立すれば、それ以降は親子として、ともに暮らすこととなります(制限はありません)。
A子どもを預かると、様々な課題に遭遇したり、子どもとの関係などで悩むこともあるかもしれません。一人で抱え込まず、児童相談所や里親支援センター、また里親仲間に相談することができます。
*里親情報交換会「おしゃべり広場」について
毎月、里親情報交換会「おしゃべり広場」を実施しています。里親仲間とふれあったり、先輩里親の体験談を直接聞くことができます。里親登録後はぜひお越しください♪
おしゃべり広場